チマッティ神父はイタリアのファエンツァ出身、日本におけるサレジオ会事業創始者。
17歳でサレジオ会員になり1905年に司祭となりました。以後イタリアで教師を務めましたが46歳の時ローマ教皇の命令で宣教活動のため来日しました。 キリスト教的な教育を行うために宮崎と東京で神学校を設立するなど主に教育の分野で功績を残されました。 一方で音楽にも造詣が深くオペラ「細川ガラシャ」をはじめ950曲あまりの楽曲を作曲したほか、 自然科学に深い関心を示され、集められた動植物標本がチマッティ資料館に残っています。
自然科学、哲学、教育学の博士号および音楽のMaestroDiplomaを取得されました。 1965年86歳で帰天されました。