Last Update: 2020-7-11

●書籍    こちらご注文はこちら


・ 人間としての哲学
ガエタノ・コンプリ 著 マガジンハウス社 1500
円+税

     人間としての哲学目次     人間としての哲学表紙

”その在り方・生き方を考える”
全国の書店、チマッティ資料館、またアマゾンでもお買い求めいただけます



・ タシナリ神父著「殉教者シドッティ・新井白石と江戸キリシタン屋敷 - 研究と戯曲 -」
ドン・ボスコ社 182ページ 900円+税 

「チマッティ神父」本人が書かなかった自叙伝(上)1940年、第二次世界大戦直前「江戸キリシタン屋敷」の名残があった時、チマッティ神父に励まされて、クロドヴェオ・タシナリ神父はそこで殉教した最後 のキリシタン伴天連シドッティ神父について研究し、その場所を調査した。

1709年に神父を尋問した新井白石は、その証言に基づいて『西洋紀聞』を著し、 神父が持参していた今の重要文化財「親指の聖母」をスケッチした。

タシナリ神父の調査は1941年に発表され、今度は『殉教者シドッティ - 新井白石と キリシタン屋敷』の題でドン・ボスコ社から再販された。その中に当時の調査の写真と配置図が加えられ、とくにシドッティ神父の墓石に関する謎の記述が興味 深い。さらに師が同年に発表した戯曲『殉教者シドッティ』も収載されている。

この本は、2012年3月9日に100歳となる目前、1月27日に帰天したタ シナリ神父の思い出となる。

こちらご注文はこちら

もくじ

タシナリ神父帰天記念出版によせて ガエタノ・コンプリ

シドッティ神父略伝

第1部 殉教者シドッティを訪ねて

   1 日本への旅
   2 キリシタン屋敷
   3 新井白石とシドッティ
   4 最後の牢獄と死
   5 1940年の現地調査
   6 日本での宣教
   7 墓と墓碑
   【資料】 現在のキリシタン屋敷跡
   参考文献

第2部 戯曲「殉教者シドッティ」

   序 岡本良知
   作者序
   登場人物
    
   第1幕
   第2幕
   第3幕
   第4幕

こちらご注文はこちら



・ NEW『こころにひかりを』 よくわかるカトリック入門
ガエタノ・コンプリ 著 ドン・ボスコ社 980円+税 ISBN978-4-88626-524-1

まえがきより

 このNEW『こころにひかりを』は、若者も大人も楽しく読めるカトリック入門書をねらいとしています。

 ところで、なぜ「NEW」が出版されるのでしょうか? それは、時代が進んできたからです。

 本書の初版は1987年9月、『新共同訳聖書』と同じ月に出版されました。それから24年間、多くの方が本書を読んでカトリックの教えを学び、増刷も17回を数えるほどになりました。私もこの本を使って入門講座を指導し、参加者の反応をよくみてきました。

 その後、2002年に日本語訳の『カトリック教会のカテキズム』(教会公式の教え、900ページ近い本)が出版され、2010年には『カトリック教会のカテキズム要約』(598の問答からなる明快なまとめ)も出版されました。両方ともとても貴重であり、たいへん参考になるカトリックの教えのまとめですが、おそらく、初めてキリスト教にふれる人や若者にとって、楽に読める本ではないでしょう。
   

NEWこころにひかりをカトリック新聞
カトリック新聞2011年12月4日版にて、 紹介されました。

 このNEW『こころにひかりを』は、基本的に前版と同様の目次構成ですが、さらに若者にも大人のみなさんにも楽しく読んでいただけるように、より適切な表現とわかりやすい説明を心がけ、大幅に加筆修正しています。また、以前よりも聖書の内容をふんだんに紹介し、聖書を基本とする内容であることに、みなさんもお気づきになるでしょう。

  聖書の引用は、本書の目的をふまえ、箇所に応じてわかりやすい訳を採用しました。

 好評だったイタリアのデル・ヴァリオさんのイラストも半分ほど差し替えました。今度は、天使と悪魔と一緒にドン・ボスコも登場します。作者は、ナポリのドン・ボスコのオラトリオ(ユースセンター)で学び、ドン・ボスコに親しんでいる方です。心から感謝いたします。

 この改訂にあたり、貴重な助言をくださった多くの方に、心から感謝しながら、お読みになるみなさんの上に聖霊の照らしを祈ります。

こちらご注文はこちら

2011年8月15日 聖母被昇天の祭日
ガエタノ・コンプリ神父

もくじ

第1部 旧約聖書─キリストに向かって
  1章 創造 初めに神は天と地を創造された
私はどうしてここにいるのか/人生のいちばん根本的な問題/聖書の答え─神の創造/すべては神の「言葉」によって造られた/聖書と違う答え
【質問コーナー】 神はだれが造った?/進化と創造、どちらが正しい?/世界は7日間でできた?/神が世界を造ったときの材料は?/神は、いつ世界を造った?
2章 自然 神はすべてを良しとされた
神はすべてを「良しとされた」/神が創造されたものは「本物」/宇宙の神秘/命の神秘/自然は神の恵み/自然法と神のみ心
【質問コーナー】 害虫も良いもの?/弱肉強食をどう考える?/世の中に悪があるのは?/宇宙人はいる?/神は悪を生み出せる?/信仰は科学と矛盾しない?
3章 人間 神はご自分に似せて人を創造された
宇宙の中の人間/人間は、神にかたどって創造された/アダムとエバの物語/人間は世界を任せられている/人間には「知恵」がある/人間には「自覚」と「自由」がある/人間には「人格」と「人権」がある/人間には「心」と「魂」がある
【質問コーナー】 人間はサルから進化したのでは?/女が男の肋骨から造られたとは?/動物も考えるのでは?/すべては脳の働きによる?/「魂」「心」はどこにある?
4章 悪 人間は神のようにはなれない
悪に悩む人類/「悪」は、なぜ存在するのか/人類の最初の罪/アダムとエバの罪の意味/「原罪」という人間の状態/歴史の中の善と悪/先史時代の善悪の物語
【質問コーナー】 たった1個のりんごを食べただけで?/「原罪」は「性悪説」?/二人の罪のため全人類が罪を負う?/神はなぜ人間が罪を犯せないようしなかったか?/なぜ「原罪」の責任を取らなければならない?/人間は自由、何を決めても良いのでは?/悪魔と天使は存在する?
5章 聖書・旧約聖書 イスラエルよ、聞け、あなたの主なる神を
神は、すべての人を救うことを望まれる/神に関する無知と迷信/神は、「聖書」をとおして救いの道を示される/聖書は、一つにまとまっている本/聖書は、人間の言葉で書かれた/聖書は、神の言葉/聖書は、教会の教え
【質問コーナー】 聖書の話は時代遅れでは?/旧約聖書のすべての話を受け入れるべき?/旧約聖書はいつ、だれが書いた?/聖書はどういう形で書かれた?/旧約聖書の書名や分類は昔も同じ?
6章 神 知られざる神
人間が考える神/使徒パウロの体験/聖書が教える神/神は、永遠の存在、天地万物の創造主、完全で全能の方/神は、全知の方/愛に満ちた方、「天の父」/神は、神秘である
【質問コーナー】 神はどこにおられる?/神を造ったのは人間では?/神はたくさんいてもかまわない?/マリアもイエスも別の神?/他の宗教の神とどう違う?/信仰は自由、何を信じても良い?
7章 祈り 神よ、あなたに感謝いたします
誤解される祈り/祈りは、感謝の心/祈りは、賛美、礼拝の心/祈りは、「ゆるし」を願う心/祈りは、恵みを願う心/主イエスの祈り/生活の中の祈り
【質問コーナー】 困ったときに祈ってはいけない?/神が知っているのに、なぜ願う必要が?/マリアや聖人に祈るのは偶像崇拝?/どんな姿勢で祈れば良い?/「アーメン」の意味は?/祈りは義務?
8章 救い アブラハム、イサク、ヤコブの神
人類に語られた、旧約聖書の神/神は、アブラハムを選ぶ/アブラハムは、信仰の人/アブラハムの子孫─イスラエルの12部族/キリストも、私たちも、アブラハムの子孫/イスラエル民族の使命
【質問コーナー】 なぜ神はアブラハムとイスラエル民族を選んだか?/選ばれた人の中に好ましくない人もいるが?/ヘブライ人、イスラエル人、ユダヤ人の違いは?/本がない時代にどのように物語が伝えられたか?
9章 律法・十戒 「私は、あなたの神なる主である」
モーセと「律法」/神の救いを求めるイスラエルの民/モーセ、神によって派遣される/「過越」の小羊と、出エジプト/シナイ山での契約/「旧約」と「新約」/律法と神の十戒/神は主である/第一最大の「おきて」/臨在の幕屋、神殿、祭司職
【質問コーナー】 旧約聖書の神は「正義の神」?/十戒は他の宗教の教えと同じ?/旧約聖書の戒律は全部守るべき?
第2部 新約聖書─キリストの教え
10章 預言者 神は昔、預言者によって語られた
イスラエルの歴史、世界の歴史/預言者の役割/「メシア」を語る預言者たち/メシアは、モーセのような預言者/メシアは、ダビデの子、神の国の王/メシアは、ベツレヘムで生まれる/メシアは、新しい契約を結ぶ/メシアは、苦しむ神の僕/メシアは、貧しい人に福音を告げる/メシアは、全世界のための新しい礼拝を定める/メシアの支配は、永遠に続く
【質問コーナー】 今も預言者はいる?/キリストについての預言をなぜ信じなかったのか?
11章 新約聖書・降誕 神は御子を与えるほど世を愛された
救い主の誕生─クリスマス/新約聖書/初めに、み言葉があった/弟子たちの悟り/最初の文書は、福音書ではなかった/四福音書は、弟子たちの説教/聖霊によって宿られたメシアの誕生/神の御子イエス/貧しい人の仲間となられた神の子
【質問コーナー】 新約聖書はいつ、だれのために書かれた?/キリストの生年月日はいつ?/本当に馬小屋に生まれた?/なぜマリアが母に選ばれたか?
12章 福音 イエスはみ国の福音を宣べられた
イエス、宣教を始める/イエス、洗礼を受ける/「神の国」/「回心・改心」/「福音」を信じること/イエス、権威のある方/イエス、弟子たちを育てる/山上の説教─幸いな人/山上の説教─正しい意向/山上の説教─思い悩むな
【質問コーナー】 キリストの系図も読む?/イエスが話したとおりに書かれている?/イエスはなぜ庶民を弟子に選んだ?
13章 愛 私が愛したように愛し合いなさい
「迷惑をかけるな!」/神の愛が出発/最大の「おきて」─神を愛すること/第二の「おきて」─隣人を愛すること/隣人とは、だれか/人をゆるす愛/自己愛も必要
【質問コーナー】 無償ではなく、好きだから愛するのでは?/「敵を愛せよ」という教えは無理では?/何回までゆるすべき?/イエスもきつい言葉を使っている?
14章 奇跡 イエスは多くのしるしを行われた
イエスの奇跡/奇跡は、神のみ業/奇跡は「しるし」である/信仰による奇跡/弟子たちにも、奇跡を行う権能が与えられる/奇跡を信じない人々
【質問コーナー】 イエスの奇跡はいくつある?/悪魔を追い出したのは本当?/現代も奇跡がある?/マリアが現れた話を信じてよい?
15章 新約と受難 これは新しい契約の私の血である
旧約から新約へ/イエスのエルサレム入城/最後の晩さん/聖体の制定/キリストの血による「新約」/イエス、裁かれる/十字架上での死去
【質問コーナー】 十字架上で死ぬ必要があったのか?/どうして血で契約を結ぶのか?/キリストは十字架上で失望した?/十字架の「INRI」とは?/キリストが十字架につけられたのは西暦何年?
16章 復活 イエスは3日目によみがえられた
イエス、なぜ成功したか/キリストの復活/パウロの証言/弟子たちの悟り/「聖書に書いてあるとおり」/弟子たちの派遣と聖霊の約束/昇天と栄光
【質問コーナー】 復活されたイエスの「からだ」の状態は?/イエスの「からだ」は今どこに?/遺体を包んだ亜麻布が保存されている?/キリストのお墓は?
17章 神の子 あなたは神の子、キリストである
弟子たちの信仰/イエスはキリスト/イエスは神の子/神の子イエスは、「預言者」「司祭」でもある/神の計画の神秘
【質問コーナー】 人間であり神の子でもあるならイエスは二重人格?/この世を造ったのはイエスさま?/神の子なのに疲れたり苦しんだりするのか?/世の終わりにイエスが来るのは本当?/イエスを「主」と呼ぶのはなぜ?
18章 聖霊 私は、父のもとから真理の霊を送る
2000年の歴史/聖霊の約束/聖霊降臨、教会の始まり/聖霊、教会の教えを保証する/聖霊の導きによる聖書/聖霊と教会の教導権/聖霊は、個人の良心を導かれる/聖霊の賜物─堅信式
【質問コーナー】 聖霊の導きがある教会がなぜ間違えることがあったのか?/ガリレオ裁判で教会は間違えたのでは?/聖霊が鳩や炎の形で表されるのはなぜ?/教会の教えをまとめた信仰宣言は?
19章 三位一体 父と子と聖霊のみ名によって
イエスの神秘的な言葉/父なる神は、すべての源/神の子は、神の「み言葉」/聖霊は、父と子の愛/「三位一体」、神の神秘/「三位一体」、生き方の模範
【質問コーナー】 一は三であるとは?/神の「み言葉」とは?/この世を造ったのはどの方?/私たちの身体が聖霊の住まいとは?/「三位一体」の言葉は聖書にない?/三位一体を賛美する祈りは?
20章 教会 この岩の上に私の教会を建てよう
教会は、新約の「神の民」/12人の使徒のミッション/エルサレムで教会が始まる/教会は、普遍的である/使徒継承の教会/ペトロの権限と教皇の役割/教会は一つ/叙階式
【質問コーナー】 旧教と新教とは?/教会は本当に必要?/キリスト教は再統一できる?/司祭、司教、教皇はどのように選ばれる?/なぜ男子だけが司祭に?なぜ結婚しないか?
第3部 キリストに従う
21章 洗礼と秘跡 信じて洗礼を受ける人は救われる
救いは神の恵み/信仰は、救いへの道/「求道心」、正しい道を求める心/イエスとの出会い/洗礼は、救いのしるし/キリスト者、神の子の資格/教会の一員となる/教会の七つの秘跡
【質問コーナー】 洗礼を受けていない人は救われる?/なぜ幼児に洗礼を授けるのか?/川で洗礼を受ける人もいる?/洗礼名はどのように選ぶ?/洗礼によって授けられる「新しい生命」とは?
22章 ミサ・聖体 これを私の記念として行いなさい
「主の日」、キリストを記念する/「主の日」、神の言葉を聞く/「主の日」、キリストをささげる/「主の日」、キリストの聖体を拝領する/キリストは、永遠の供え物/聖体は、キリストの現存
【質問コーナー】 日曜日に読まれる聖書箇所はどんな配分?/教会のカレンダーでどんな出来事を記念するの?/ミサに行けない場合どうすればよい?/なぜ洗礼を受けていない人は聖体を受けられない?/なぜ信者に聖体はパンの形だけ?/司祭がいない場合のミサは?/ミサは日曜日だけ?
23章 善意 父が完全であるように、完全であれ
神のみ心を行うこと/「人間として」生きる/「良心」、「人間として」の善悪の判断/「良心」、実践の時の「総合的な判断」/「善意」をもって生きること/「善意」と「求道心」/「善意」と、神に対する「信・望・愛」/完全さをめざす「善意」の人/与えられた恵みを活用する「善意」の人
【質問コーナー】 平凡で十分では?/神がそばにいることをつい忘れてしまうのは?/修道院や修道者とは?
24章 悪意・罪 罪は人の心から出て、人を汚す
誘惑/良心のとがめ/「悪意」と「罪」/「怠り」を警戒/小罪と大罪/罪と間違い
【質問コーナー】 考えるだけで罪になる?/後で悪かったことに気づいた場合は?/良心に従うといってテロを起こしたりする人は?/自己コントロールできない人は?
25章 回心 地上で罪をゆるせば、天でもゆるされる
神は、罪をゆるされる/回心は、罪のゆるしの条件/イエス、弟子たちに罪をゆるす権限を与えた/ゆるしの秘跡/罪を償うこと
【質問コーナー】 どんな罪もゆるされる?/聖霊に対する冒とくはゆるされない?/決心しても同じことを繰り返してしまうのは?/年に何回ゆるしの秘跡を受けるべき?/「免罪符」とは?/大斎と小斎とは?
26章 家庭 二人は、一体となる。父母を敬え
神は人を男と女に創造された/愛の神秘/愛の成長/結婚式─愛は永遠/家庭は、根本
【質問コーナー】 性的な望みや現象は罪?/自慰行為はかまわない?/同性結婚をどうみるか?/離婚はゆるされない?
27章 生命 殺してはならない
かけがえのない人の「命」/歴史に軽視された命/自分の命を軽視する人/声なき小さな命の叫び/命を大切にする/臓器移植と遺伝子治療
【質問コーナー】 自分を守ることもゆるされない?/戦争はゆるされる?/妊娠中絶はゆるされる?/酒を飲むのはゆるされる?
28章 社会 盗んではいけない。「はい」は「はい」
基本的人権は、生まれつきのもの/生存権は第一/働く人はその報いを受ける権利がある/働かざるもの、食うべからず/社会正義をめざす/隣人愛、助け合いの精神/互いの信頼
【質問コーナー】 貧しい国と豊かな国があるのは?/お金があるのに働くべき?/脱税は罪?/株の取引はゆるされる?/「うそも方便」はゆるされる?
29章 永遠 私を信じる人は、永遠に生きる
天に宝を積む/病人のための祈り─病者の塗油の秘跡/永遠の生命─天国/永遠の死─地獄/最後の審判と復活/煉獄
【質問コーナー】 死んですぐ天国に行けるのか?/復活するときはどんな体で?/いつ復活するのか?/人間は生まれ変わる?/天国はどこにある?/救われる人は少ない?
30章 マリアと聖人 あなたの母を見なさい
聖人の交わり─キリストの神秘的な体/模範となる聖人/神の母マリア、神のみ心に従った方/教会の母マリア、教会のために取り次ぐ方/諸聖人と共に神をたたえる
【質問コーナー】 なぜマリアを大切にするのか?/日本の教会がマリアを尊敬する理由は?/日本の教会が特別に尊敬する聖人は?/「偶像破壊運動」とは?

こちらご注文はこちら



・ キリストと聖骸布 科学が発見した最大のミステリー
ガエタノ・コンプリ 著 文庫ぎんが堂(イースト・プレス刊) 1,050円(税込) ISBN978-4-7816-7036-2

キリストと聖骸布2010年12月1日、文庫本の形で新著書『キリストと聖骸布』が一般の書店に並べられます。イースト・プレスという出版社から出たものです。

12年前にサンパウロ出版社から出た本、また2年前に講談社から出た本も写真集なので持ちにくかったのでしょうが、今回は持ちやすく、1000円程度のものです。

それでも、きれいなカラー写真が含まれています。これにより、どなたも聖骸布について最新の情報を得ることができます。

2002年、聖骸布は1532年の火災後の状態に戻されました。したがって、以前と新しい姿を見せるようになりました。その修復作業中、新しい情報も得られました。この本は、60年間にわたるわたしの聖骸布の研究をまとめたものです。

クリスマスプレゼントとしても、お友達に喜ばれるものでしょう。一般の書店やインターネットでもご購入できます。

こちらご注文はこちら

目次

第1章   聖骸布、世界を震撼させる  
        世界を驚かせた1枚の写真
          ◆「聖骸布」とは何か
◆1898年、暗室でのハプニング
    大論争が起きる
      ◆それぞれの陣営
◆法医学から見た「受難」
    科学調査以前
      ◆聖骸布国際研究会が開かれる
◆「釘」を打たれたのは掌ではなかった
第2章   本格的な科学調査がはじまる
    聖骸布を正しく解読するために
      ◆「聖骸布」の7つの特徴
    最初の科学調査
      ◆奇妙な噂
◆キリストの身長
    新発見がさらに謎を深める
      ◆期待はずれの調査報告
◆聖地の花粉が発見される!
◆NASAの技術による立体写真
    第2回科学調査委員会
      ◆45年ぶりの一般公開
◆125時間におよぶ調査
◆科学の判定が下る
◆キリストの血液型
◆異議をとなえる人々
    最大のミステリー「現象の解明」
      ◆聖骸布の再現は可能か
◆聖骸布はヴァチカンのもとへ
第3章   聖骸布の年代特定
    年代特定の研究・調査
      ◆亜麻布の年代−杉綾織の謎
◆もうひとつの謎、「目の中のコイン」
    炭素14テストの衝撃!
      ◆1260〜1380!
◆炭素14テストの疑惑
◆ふりだしに戻る
    歴史からの年代特定
      ◆リレの記念メダル
◆偽造説の根拠「ピエルの覚書」
    2つの異なる焼け跡
      ◆1532年の火災
◆聖クララ会による修繕と報告
◆年代不明の焼け跡が意味するものとは?
    歴史的汚染による炭素14測定の疑問
      ◆何度も行われた一般公開
◆公開による聖骸布の汚染
◆21世紀の新発見−聖骸布の裏面
第4章   マンディリオンの謎
    キリストの顔はどこから来たのか
      ◆「手描きではない」キリストの顔
◆アブガル王の伝説
◆「イコン」のモデルとなった「マンディリオン」  
    「マンディリオン=聖骸布」説
      ◆マンディリオンと聖骸布の共通点
◆身体はどこに消えたのか?
◆8つ折り説を裏付ける証拠
◆「裸のキリスト」が意味するもの
    世界各地に広がるキリストの顔
      ◆ヴェロニカのヴェール
◆マノペッロのヴェロニカと複製画
◆天正少年遣欧使節と聖骸布
第5章   聖書と聖書以降
    聖書に記されている「亜麻布」
      ◆マルコとヨハネの記述
◆「布」か「包帯」か
◆「亜麻布」の性質とその生産過程
    聖書時代の処刑・葬り
      ◆ユダヤ人の葬りの習慣
◆キリストの墓
◆ルカとヨハネの復活の記述
◆ヨハネの記述の正しい訳
◆聖骸布とスダリオン
    聖書以降
      ◆沈黙の時代
◆コスタンティノポリの「亜麻布」
    空白の150年
      ◆リレに現れるまで
◆テンプル騎士団関与説
◆サヴォイア家のもとに
◆複製画と偽物
第6章   無言の証人
    キリスト受難との一致 
    キリストではない可能性
聖骸布の主要関連年表
参考重要文献・資料

 

こちらご注文はこちら



・ 若者を育てるドン・ボスコのことば
ガエタノ・コンプリ 編著 1,000円(税別) ISBN978-4-88626-478-7 C0037

若者を育てるドン・ボスコのことば 「ともにいる教育」、愛・道理・信仰による「予防教育法」…。若者を愛し、教育に生涯を捧げたサレジオ会創立者ドン・ボスコが語る、若者がいきいきと育つ教育法の秘訣を紹介。

青少年の保護者の皆さん、ミッションスクールの先生方、教会学校のリーダー、若者とともに歩むすべての人におすすめしたい、若者への愛に満ちたことばです。

旧『教育者へのドン・ボスコのことば』を新装改題。ドン・ボスコやキリスト教にふれるのが初めての人にも読みやすく用語解説や文体を一新し、資料編としてキリスト教教育やドン・ボスコに関する資料を収録しました。

 

 

こちらご注文はこちら

目次

第1章   「日本の土になりたい」   ドン・ボスコと日本
第2章   「わたしは一度も罰を用いた覚えがない」   ドン・ボスコの予防教育法
  ●青少年教育における予防教育法
第3章   「愛されていると実感させることが必要です」   愛情に基づくアシステンツァ
  ●ドン・ボスコのローマからの手紙
第4章   「規則を説明し、務めを果たすように励まそう」   道理と規則
  ●サレジオ会の学校の校則
第5章   「親の心で叱ってください」   禁圧的教育の弊害を避けるために
  ●罰についての手紙
第6章   「人の前にあなたの光を輝かせなさい」   先生へのすすめ
  ●先生へのドン・ボスコからのすすめ
第7章   「母はわが子を信仰ある人に育てた」   父母へのすすめ
  ●ドン・ボスコを育てた母の姿
第8章   「いちばん大切なのは、神をおそれ敬うこと」   生徒へのすすめ
  ●生徒へのドン・ボスコからのすすめ
第9章   「すべてにおいて愛、忍耐、親切を」   予防教育法の原点に立ち返る
  ●南アメリカのサレジオ会員への手紙
資料編   1 聖書にみる教育者へのすすめ
  2 教皇書簡にみる予防教育法のすすめ
  3 サレジオ会会憲にみる教育理念
  4 教会法にみる教育理念
  5 現代社会におけるカトリック学校の使命
  6 ドン・ボスコ 年譜
  7 ドン・ボスコのことがよくわかる本


特別寄稿(はじめにより)

今から半世紀前の1955年4月2日のこと、フランスの定期便「ベトナム号」という客船に乗って、わたしは横浜港の山下埠頭に着きました。朝の9時ごろでした。当時、飛行機旅行はぜいたくだと言われて、イタリアのジェノヴァ港からスエズ運河を通り、南アジア回りで、35日間もかかって「日出ずる国」の日本に着きました。

入国手続きを待つ間、デッキの上から下を見おろしました。すぐ目についたのは、詰め襟の黒い学生服を着た多くの子どもたちでした。手を振ったり、上のほうに声をかけたりして、大にぎわいでした。だれか偉い人を出迎えに来ているのか、と思いました。上から大群衆を見ながら、声をかけてくれる人を探して、わたしはとても不安な気持ちでした。ことばを知らないだけでなく、日本に知人はだれもいなかったのです。一応、手紙で到着の予定を知らせてはいましたが、だれが迎えに来てくれるのか全然知りませんでした。だれに呼びかければよいのでしょうか。

しばらく時間がたってから、わたしは大声で(わたしの声は実によくとおる声です!)力いっぱい叫びました。「ドン・ボスコ!」と。――すぐ、大群衆のなかから手があがりました。ひげをたくわえた神父、後でわかりましたが、故リヴィアベラ神父でした。

ドン・ボスコは、世界中の国々に通じる一つの理想でもあります。「若者の父」と呼ばれるドン・ボスコは、19世紀のイタリアで貧しい若者たちのために生涯をささげたカトリック神父です。彼が創立したサレジオ修道会は、今世界中に広がり、教育・福祉事業に携わっています。幸いに、日本語でいくつもの立派なドン・ボスコ伝が出回っています。その生涯を知りたい方がたに推薦します。間違いなく興味深くお読みになれるでしょう。

本書のねらいは、ドン・ボスコの教育に関する代表的な文書の一部を紹介することです。本書の初版(旧題『教育者へのドン・ボスコのことば』)が出て以来、進む少子高齢化、インターネットなどのメディアの普及、価値観の多様化など、教育を取り巻く環境はこの20年ほどで大きく変化してきました。しかし、若者をどのように教育したらよいのかという議論は、ドン・ボスコの時代から今も変わることのない問いかけであるといえるでしょう。ドン・ボスコの教育法は、このような問いかけに、今もいきいきとした答えを示してくれます。

より多くの方に、ドン・ボスコの教育法の豊かさを分かち合っていただくために、改訂版(1990年)では、ドン・ボスコ帰天百周年にあたって発表された教皇書簡『若者の父ドン・ボスコ』の一部や、ドン・ボスコが1885年に南アメリカの支部に送った手紙などの資料を加えました。このたびの三訂版では表題も新たに、構成や表現を見直し、キリスト教独特の用語には注を添えるなどして、青少年を託されたあらゆる立場の人に親しんでいただけるようにと心がけて改訂しています。

ドン・ボスコの教育法が、青少年の教育に携わる皆さんに、これからも示唆と光をもたらすものであると、わたしは信じています。

2009年3月 サレジオ会創立150周年の年に
サレジオ会司祭 ガエタノ・コンプリ神父

こちらご注文はこちら