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(40)結婚式のためのお祝いの言葉
宮崎1926年11月25日
Vallunga Teresa - Morelli Giuseppeへヴァルンガ家の皆さん
遠く神秘的な国、日本から、皆さんの数多くの恵みに対して心から感謝いたします。
結婚式が行われる
故郷ファエンツァのカテドラル皆さんは、結婚式に際して、従兄弟の宣教師から、お祝いの言葉を望んでおられます。お二人の心が結ばれるこの日に祈りを捧げ、幸せを願い、心をもって共にいるようにいたします。
私は、新しい家庭を作るために誓いを立て、司祭の祝福により結ばれる新郎新婦のお二人に、聖ペトロと聖パウロと共に、こう言いましょう。
新郎新婦よ、イエス・キリストが教会を愛したように、お互いに愛し合いなさい。
わがテレサさん、夫に従い、尊敬しなさい。
わがヨセフさん、自分の体のように、自分自身のように妻を愛しなさい。
テレサさん、あなたは、つつましい身なりや、慎みと貞淑、特に善い行いをもって身を飾りなさい。静かな態度、完全なる従順と心の落ち着き、良い母親としてお務めを果たすことこそ、あなたの飾りとなります。
ヨセフさん、あなたは、家庭の頭としての責任を自覚し、仕事、手本、心強さをもって、神様に任せられた人々を支え、保護しなさい。
今日、神様や、皆さんの指導者であり、祝福をくださる主任司祭、また証人となる親族や友人の前で交わした荘厳な約束を忠実に守りなさい。
神様が喜ばれますよう、人生の日々をキリスト者として熱心に過ごしなさい。
もし、これらの勧めを実行し、お二人が自分の務めを忠実に果たすならば、私は、神様の名により、この地上と天国の幸せを約束いたします。これが、私の心からの願いです。お二人が、物心両面で幸せでありますよう!
心と祈りにおいて皆さんと一致している私たちも、実り多いキリスト信者にふさわしい生活の後、愛するすべての者たちと共に、天国で一緒に会うことができますように。
心から、主任司祭を通して私の祝福をお送りいたします。
いつまでも皆さんを思い出し、心からお祈りいたします、
日本の宣教師 サレジオ会員V・チマッティ神父
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